婚活アプリ詐欺の見分け方【40代女性向け】最新手口とチェックリスト7選

最初のメッセージは、ごく普通の自己紹介だった。「よろしくお願いします」「お仕事は何をされていますか?」——丁寧で、感じのいい男性だと思っていた。

でも数週間後、「実は海外で仕事をしていて、今ちょっと困ったことがあって…」というメッセージが届いたとき、なんとなく違和感を覚えた。「怪しいのかな」とは思ったけれど、これまでの会話がとても誠実だったから、急に不信感を持つのも失礼かな、と迷ってしまった。

婚活アプリを使っていて、こんな「なんとなく怪しいけど確信が持てない」という経験をしたことはありませんか。

残念ながら、婚活アプリを利用した詐欺は年々増えています。警察庁によると、SNS型ロマンス詐欺の被害件数は2024年1〜11月で3,326件と、前年比で+1,921件という急増ぶりです(出典:警察庁SOS47、2024年)。

この記事では、婚活アプリ詐欺の最新手口と、見分けるためのチェックリストを具体的にお伝えします。

婚活アプリで増えている詐欺の種類

婚活アプリで起きている詐欺には、主に3つの種類があります。

ロマンス詐欺

恋愛感情を利用して金銭や個人情報を騙し取る手口です。まず「素敵な人」「信頼できる人」という印象を長期間かけて作り上げてから、お金を要求します。被害に気づきにくく、精神的なダメージも大きいのが特徴です。

結婚詐欺

「結婚したい」という気持ちに付け込み、交際・婚約を装って金銭を要求する手口です。「結婚のための準備費用」「緊急の借金」などの理由でお金を求めてきます。実際に会うことなく、メッセージのやりとりだけで進むケースもあります。

投資・副業勧誘詐欺(SNS型投資詐欺)

最近急増しているのが、婚活アプリをきっかけに投資や副業への勧誘につなげる手口です。「いい投資先を知っている」「一緒に稼ごう」などと誘い、偽の投資サイトに誘導してお金を騙し取ります。国民生活センターへの相談件数でも急増が確認されています(出典:国民生活センター「マッチングアプリ等を通じた投資詐欺」2024年)。

典型的な手口:こうやって信頼を作り、お金を奪う

詐欺師はいきなりお金を要求しません。まず「信頼できる人」という印象を作ることに時間をかけます。

会わずにメッセージだけで親密になる

詐欺の多くは「実際には会わない」という特徴があります。「海外在住」「仕事が忙しい」「出張が多い」といった理由でなかなか会えないまま、メッセージだけで毎日やりとりが続きます。

毎日の連絡で親密感が生まれ、「この人は特別」という感情が育ってしまいます。これが詐欺師の計算です。直接会えない理由が続く相手には注意が必要です。

「二人の将来のために」と投資・送金を促す

信頼を築いた後、「実は投資に詳しくて」「将来のために一緒に増やさない?」という話が出てきます。最初は少額を勧め、「増えた」と見せてさらに大きな金額を投資させます。しかし実際には偽のサイトであり、引き出そうとしても「手数料が必要」などと言われ、最終的に全額を失う仕組みです。

また、「緊急でお金が必要」「家族が病気で」「仕事でトラブルがあって」など、感情に訴えかけて送金を要求するケースもあります。「お金を送ってほしい」という話が出た時点で、詐欺を疑ってください。

狙われやすい人の特徴と、40代以上が標的になる理由

詐欺師は、特定のプロフィールの人を意図的に狙います。

狙われやすい特徴:

  • 真剣に結婚を望んでいる(情に訴えやすい)
  • 一人暮らし・仕事が安定している(資産がある)
  • 優しく、相手を信じやすい性格
  • 婚活に時間をかけており、少し焦りがある
  • 周囲に相談する人が少ない

40代以上の女性が特に標的にされやすい理由は、「真剣さ」と「資産」の両方が備わっているからです。結婚への本気度が高いほど、感情的な判断をしやすくなります。また、長年働いてきた一定の貯蓄があることも、詐欺師にとって「おいしいターゲット」になる要因です。

さらに、40代以上の婚活は「周囲に話しにくい」という背景もあります。「婚活していることを友人に言いにくい」「恥ずかしい」と感じて一人で抱え込むほど、詐欺の被害が深刻化しやすいです。

今すぐ使える!婚活アプリ詐欺を見分ける7つのチェックリスト

以下の項目に1つでも当てはまる場合、詐欺の可能性を強く疑ってください。

なかなか実際に会えない、会う約束が何度もキャンセルになる
「海外在住」「医師」「エンジニア」などステータスが高く、プロフィール写真がとても整った人物
知り合って間もないのに「運命を感じる」「あなただけ」など強い感情表現がある
「投資で稼いでいる」「いい話がある」など、お金の話を自分から持ち出してくる
アプリ外のLINEやメールへの移行を最初から急かしてくる
「緊急でお金が必要」など、金銭の要求がある(少額でも)
日本語が少しぎこちない、または翻訳したような文体を感じる

特に「会わないまま親密になる」「お金の話が出る」という2点は、詐欺の強いシグナルです。この2つが重なったら、迷わず連絡を断ってください。

安全に婚活するために:本人確認のある環境を選ぶ

婚活アプリの最大の問題は、「誰でも登録できる」ことです。本人確認が簡易的なため、虚偽のプロフィールで登録することが容易にできてしまいます。

一方、結婚相談所では入会時に以下の書類提出が必須です。

  • 独身証明書(役所発行)
  • 収入証明書(源泉徴収票など)
  • 身分証明書

これにより、既婚者・なりすまし・詐欺目的の人が物理的に入り込めない環境が整っています。「書類を出せる人だけが入会できる」という仕組みが、安全な出会いを守る最大のフィルターです。

もし現在アプリで「なんか怪しいな」と感じている相手がいるなら、まず連絡を止めることをおすすめします。そして、安全な環境に移ることを検討してみてください。本人確認が徹底された結婚相談所では、詐欺を心配せず、本気で結婚を望む相手だけと出会えます。

まずは話を聞くだけでいい。複数の相談所を比べてみることから始めてみませんか。


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