マッチングアプリで投資を勧められたら要注意!断り方と詐欺の手口を解説

「ねえ、私が使ってる投資アプリ、一緒にやってみない?二人の将来のために貯めていこうよ」

マッチングアプリで知り合って、まだ一度も会っていない相手からそんなメッセージが届いた日のことを、Aさん(45歳・会社員)は今でも鮮明に覚えているといいます。

「最初はすごく優しくて、話が合うと思っていたんです。でも急に投資の話になって、なんか変だなって。でも好意があるから無下にもできなくて……」

断りたいけど断れない。怪しいとは思うけど確信が持てない。そんなモヤモヤを感じたことがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事では、マッチングアプリで増えている投資勧誘の手口と、スッキリ断る方法をまとめました。安全に婚活を続けるためのヒントもお伝えします。

マッチングアプリで急増中!投資勧誘詐欺の3つの種類

婚活目的でマッチングアプリを使っていたのに、気づいたら投資や副業の話をされていた——そんな経験をした女性が急増しています。

警察庁の発表によれば、2024年のSNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は10,237件(前年比+6,391件・約2.6倍)、被害額は1,271.9億円(前年比+816.8億円・約2.8倍)という驚きの数字になっています。

(出典:警察庁SOS47 「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について」)

このような被害の中でも、特に多い詐欺の種類は以下の3つです。

① ロマンス詐欺

恋愛感情を利用して金銭をだまし取る詐欺です。相手はあなたに「好意を持っている」と思わせながら、最終的には送金や投資への誘導を行います。

② 結婚詐欺

「結婚を前提に付き合いたい」とアピールしながら、お金を引き出すことを目的にした詐欺です。「結婚式の費用を一緒に準備しよう」「引越し費用を立て替えてほしい」など、婚活中の女性の心理を巧みについてきます。

③ 投資・副業勧誘型詐欺

近年最も急増しているのが、この投資・副業勧誘型です。マッチングアプリで知り合い、ある程度親しくなってから投資アプリや副業を勧めてくるパターンです。最初は小さな金額から始めて信頼させ、徐々に大きな金額をつぎ込ませます。

その手口、こんなに巧妙です

「これって詐欺だと思わなかった」という声が多いのも、手口がとても巧妙だから。典型的な流れをチェックしておきましょう。

会わずにメッセージだけで親密になる

詐欺師が最初に行うのは、「信頼関係の構築」です。

マッチング後、毎日のようにメッセージを送ってきます。「おはよう」から始まり、「今日の仕事どうだった?」「休日何してるの?」など、あなたの日常に溶け込もうとしてきます。

そして徐々に「会ってみたいね」と言いながらも、「今は海外出張中で」「仕事が立て込んでいて」などと理由をつけてなかなか会おうとしません。LINEやWhatsAppなど、アプリ外のチャットツールへの移動を促してくることも多いです。

注意のサイン:

  • 会う前から「好き」「大切にしたい」と言ってくる
  • なかなか実際に会おうとしない
  • アプリ外への誘導(LINE・WhatsApp・Telegramなど)が早い

「二人の将来のために」と投資・送金を促す

信頼関係ができたと感じたころ、突然「実は投資をやっていて」という話が出てきます。

よく使われるセリフとして、国民生活センターや消費者庁でも注意喚起されている言葉があります。

  • 「二人の将来のために一緒に資産を作ろう」
  • 「叔父がFXのプロで、特別に教えてもらっている」
  • 「このアプリを使えば絶対儲かるから、一緒にやってみて」
  • 「最初は少額でいいから試してみて」

最初の利益は実際に出金できることもあります。「本当に儲かった!」という体験をさせることで、さらに大きな金額を入金させるのが典型的な流れです。しかし後から「税金が必要」「手数料が必要」などと言って追加入金を求め、最終的には出金できなくなります。

40代女性が特に狙われる理由

警察庁の統計では、投資・ロマンス詐欺の被害者は40〜50代の女性が多いという傾向が見られます。なぜ40代女性が狙われやすいのでしょうか。

1. 婚活への真剣さが高い
40代になると「もう時間がない」という焦りが生まれやすく、相手からの好意を疑わずに受け取ってしまうことがあります。詐欺師はその心理につけ込んできます。

2. ある程度の資産・収入がある
社会人として働いてきた40代は、20代に比べて預金や収入が安定していることが多い。詐欺師にとって「投資できる資金を持っている」ターゲットとして見られやすいのです。

3. SNS・アプリの操作に慣れていない場合もある
スマートフォンは使っているけれど、マッチングアプリを使い始めたばかりで「こういうものかな」と思いやすいこともあります。

4. 人への気遣いが強く、断りにくい
相手に好意を持ってもらっていると思うと、断るのが申し訳なく感じてしまう方も多いです。この「断れない」心理を詐欺師は巧みに利用してきます。

怪しいと思ったら確認!詐欺チェックリスト

以下の項目が当てはまれば当てはまるほど、詐欺の可能性が高まります。冷静にチェックしてみてください。

【コミュニケーションの特徴】

  • ☐ まだ会ったことがないのに「好き」「大切にしたい」と言ってくる
  • ☐ 会う約束をしてもキャンセルしてくる(海外・出張・仕事などを理由に)
  • ☐ アプリ外のチャットツール(LINE・Telegramなど)へ誘導された
  • ☐ プロフィール写真が明らかに「モデルっぽい」完璧な外見
  • ☐ 短期間で急に距離を縮めてくる

【お金・投資に関する特徴】

  • ☐ 投資・副業・FXの話が出てきた
  • ☐ 「絶対儲かる」「リスクなし」などと言ってくる
  • ☐ 特定のアプリやサイトへの登録を勧めてくる
  • ☐ 「二人のために」「将来のために」という言葉で誘ってくる
  • ☐ 利益が出たが、出金しようとすると追加入金を求められた

3つ以上当てはまる場合は、すぐにやり取りを止めることを強くお勧めします。

投資を勧められたときのスッキリした断り方

「でも、断り方がわからない……」という方のために、具体的な断り文句もご紹介します。

シンプルに断るセリフ例

  • 「投資には興味がないので、ごめんなさい」
  • 「お金のやり取りが絡む話は、婚活の相手とはしないようにしています」
  • 「話してくれたのはうれしいけど、今は考えられません」

大切なポイントは「曖昧にしない」こと。

「少し考えてみます」「今は資金が……」などと曖昧な返答をすると、相手はそこにつけ込んでしつこく誘ってきます。はっきりと「やりません」「興味ありません」と伝えることが、一番の対策です。

断った後も何度も連絡が来るようなら、ブロックして通報しましょう。罪悪感を持つ必要はまったくありません。あなたを守るための正当な行動です。

もし被害にあってしまったら:

  • 消費生活センター(消費者ホットライン):188
  • 警察相談専用電話:#9110
  • 国民生活センター( https://www.kokusen.go.jp/ )

お金を振り込んでしまった場合でも、早期に相談することで被害を最小限にできる可能性があります。ひとりで抱え込まずに、すぐに相談してください。

安全に婚活するなら「本人確認のある結婚相談所」が安心

マッチングアプリの最大のリスクは、「相手が本当に誰なのかわからない」という点です。

写真も名前も、すべて偽物の可能性があります。どれだけ長くメッセージをやり取りしても、実際の人物を確認することはできません。

一方、結婚相談所では入会時に以下の書類提出が義務づけられています。

  • 身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
  • 独身証明書(市区町村発行)
  • 収入証明書・卒業証明書(相談所によって異なる)

つまり、本人確認が完了した独身の人しか活動できない環境が整っています。匿名で活動している詐欺師が入り込む余地がありません。

また、プロのカウンセラーが間に入ってサポートしてくれるため、怪しい相手に気づいたときにすぐ相談できるのも大きなメリットです。

40代からの婚活は、スピードより「安全・確実」を選ぶことが成功への近道。少し費用はかかっても、安心できる環境で出会いを探す価値は十分にあります。

「どの結婚相談所がいいかわからない」という方には、複数の相談所を一括で比較できるサービスがおすすめです。無料で利用できるので、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。


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