「なんか変だな」と思いながら、やりとりを続けていませんか?
木曜の夜、仕事を終えてスマホを開いたとき、また彼からメッセージが届いていた。
「今日はどんな一日でしたか?」「あなたのことをもっと知りたい」
丁寧で優しい言葉。でも、会う約束をすると毎回「仕事が忙しくて」とかわされる。写真も送ってくれるのに、どこか遠い話ばかり。プロフィールには「医師」とあるけど、なんとなく……変だな、と思いながらも、つい返事を送ってしまう。
こんな経験、ありませんか?
「気のせいかも」「疑いすぎかな」と思って流してしまいがちですが、その直感はとても大切なサインです。今日は、婚活中に「怪しい相手」を見分けるためのチェックポイントを、具体的にまとめました。
婚活の場で増えている詐欺の種類
婚活の場を悪用した詐欺は、年々増加しています。主な種類は以下の3つです。
ロマンス詐欺
マッチングアプリやSNSで出会い、「好き」「結婚したい」などと親密になったあと、金銭を要求するタイプ。「海外で仕事中にトラブルが起きた」「入院費が払えない」など、架空の事情を作って送金させます。
結婚詐欺
実際に会い、本気で交際しているように見せかけながら、お金を騙し取るタイプ。「家族の借金」「起業資金」など、信頼関係を築いてから打ち明けてくることが多いです。
投資・副業への勧誘
恋愛感情を利用して「儲かる投資がある」「一緒にやろう」と誘い込むタイプ。FX・仮想通貨・情報商材などが多く、はじめは少額で実績を見せ、徐々に高額を投じさせます。
典型的な手口(最新データから)
警察庁の発表によると、SNS型ロマンス詐欺の被害は2024年1〜11月で3,326件にのぼり、前年比+1,921件と急増しています。(出典:警察庁SOS47)
会わずにメッセージだけで親密になる
「忙しくて会えない」「海外赴任中」「仕事が特殊で外出できない」——こうした理由でずっとオンラインのみのやりとりが続くのは典型的なパターンです。写真は送ってくるのに、ビデオ通話を嫌がる相手には注意が必要です。
「二人の将来のために」と投資・送金を促す
ある程度仲良くなったあと、「良い投資先を知っている」「一緒に資産を作ろう」と話が変わってきます。最初は「少しだけ試してみて」と小さな金額から始まり、「もっと入れたら確実に増える」と誘導されます。送金を求められた時点でほぼアウトです。
狙われやすい人の特徴と、40代以上が標的になる理由
ロマンス詐欺や結婚詐欺の被害者には、特定の傾向があります。
- 真剣に結婚を考えている(気持ちが入りやすい)
- 誠実な人だと信じたい気持ちが強い
- 孤独感・焦りを感じている時期にある
- ある程度の貯蓄や収入がある
- SNSやアプリに不慣れで、相手の違和感に気づきにくい
40代女性が特に狙われやすいのには、明確な理由があります。「本気で婚活している」「貯蓄がある程度ある」「多少のことは大人として受け止めてくれる」——詐欺師にとって、都合のいい条件がそろっています。
また、30代のころより「相手を信じたい、疑いたくない」という気持ちが強くなる時期でもあります。「ここで疑ったら縁を切ってしまうかも」という不安が、判断を曇らせることがあります。
怪しい相手を見分けるチェックリスト
以下に当てはまる項目が多いほど、注意が必要です。
【プロフィール・身元】
- □ 医師・パイロット・外国人・海外赴任中など「会いにくい職業・状況」を名乗っている
- □ プロフィール写真がやたら整いすぎていて、逆画像検索したら別人が出てきた
- □ 年齢・職業・住所などの基本情報があいまいでコロコロ変わる
- □ 身分証明書を見せてくれない、または話をそらす
【会うまでのやりとり】
- □ マッチングから数日で「好き」「運命的な出会い」などの強い言葉が出てくる
- □ 何度誘っても会えない、ビデオ通話を断られる
- □ アプリ外のLINEやメールに誘導してくる
- □ 「他の人とはやりとりしていない」「あなただけ」と強調してくる
【お金・投資・送金】
- □ 「投資を一緒にやろう」「いい話がある」と勧めてくる
- □ 「急なトラブルで困っている」とお金を求めてきた
- □ 「立て替えてくれたら必ず返す」と言ってくる
- □ 具体的な金額を提示して送金を促してくる
【直感・違和感】
- □ なんとなく変だな、と感じることが続いている
- □ 話が上手すぎて現実感がない
- □ 「怪しいかも」と友人に話すと全員が止める
3つ以上チェックがついたら、一度立ち止まることをおすすめします。「でも、もしかしたら本当にいい人かもしれない」という気持ちはよくわかります。でも、被害に遭ってからでは取り返しがつきません。
安全に婚活するには——本人確認のある相談所という選択肢
「怪しい相手に引っかかるのが怖い」「もう誰も信じられない気がする」——そんなふうに感じたとき、環境を変えることが一番の対策になります。
結婚相談所では、入会時に身分証・収入証明・独身証明などの書類提出が義務付けられています。プロフィールの年齢・職業・婚姻歴はすべて証明書で確認済み。「実は既婚者だった」「職業が嘘だった」というリスクが格段に低くなります。
アプリと相談所の大きな違いはここです。
| マッチングアプリ | 結婚相談所 | |
|---|---|---|
| 本人確認 | 任意(甘い) | 書類提出必須 |
| 独身確認 | 自己申告 | 独身証明書で確認 |
| 職業・年収確認 | なし | 証明書で確認 |
| 詐欺・業者対策 | 報告制度のみ | 審査・監視あり |
| サポート | なし | カウンセラーが伴走 |
「怪しい相手に気を張り続ける婚活」はとても消耗します。本人確認がしっかりした環境で、安心して相手を探すほうが、精神的にもずっと楽です。
まずは「どんな相談所があるか」を比べるだけでも大丈夫です。入会を決める必要はありません。比較サイトで無料で確認できます。
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