婚活の出費に疲れた40代女性へ|平均45万円のリアルと後悔しないお金の使い方

日曜の夜、家計簿アプリを開いて手が止まる

日曜の夜9時、明日からの1週間に備えて家計簿アプリを開きます。今月の「交際費」のカテゴリをタップした瞬間、思わず画面を二度見してしまいました。マッチングアプリの有料プラン、婚活パーティーの参加費、お見合いの前にと新調したワンピースとバッグ、待ち合わせのホテルラウンジでのお茶代——ひとつひとつは大きな金額ではないはずなのに、積み重なった合計は想像以上でした。「今月もまた、これくらい使ってしまったんだ」。成果が出ているならまだ納得できます。でも今月は、いい感じで話が進んでいた相手とも自然消滅。使ったお金と時間に見合う結果が、なかなか手元に残らない。財布の中身が減っていくスピードと、婚活が前に進むスピードが釣り合っていない気がして、家計簿を閉じたあとも、しばらくソファでぼんやりしてしまう——そんな夜を過ごしたことはないでしょうか。

なぜ40代女性は婚活で疲れてしまうのか

「お金をかけているのに結果が出ない」という疲れは、あなたの婚活のやり方が悪いからでも、浪費癖があるからでもありません。40代という年代ならではの事情が、いくつも重なって起きている自然な反応です。

努力が報われない徒労感・期待と落胆の繰り返し

マッチングアプリの有料プラン代、婚活パーティーの参加費、お見合いのたびの身支度代や交通費、相談所の月会費——婚活にかかる出費は、実は一つひとつが小さいからこそ、総額を見えにくくしています。ある調査では、マッチングアプリだけでも出会うまでに3〜6ヶ月で1〜2万円ほどかかるとされ、結婚相談所を利用した場合は入会金・月会費・お見合い料・成婚料を含めて数十万円規模になるケースも珍しくないと報告されています(出典:ラス恋・ラス婚研究所「マッチングアプリの費用はどのくらい?40〜60代の料金相場と節約術」)。実際に相談所で成婚した人の体験談でも、お見合い12回・活動期間約10ヶ月で費用総額が約45万円だったという例が紹介されています(出典:note「結婚相談所の費用は実際いくら?」)。お金をかけた分だけ「今度こそ」という期待も膨らみます。だからこそ、その相手と縁がなかったときの落胆は大きく、「またお金と時間を使って、振り出しに戻ってしまった」という徒労感が、じわじわと心をすり減らしていくのです。

体調の波(プレ更年期・更年期)が重なるケース

加えて、40代は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が変動しやすい「プレ更年期」にさしかかる年代でもあります。更年期とは、閉経をはさんだ前後5年ずつ、合計約10年間を指すとされ、日本人女性の平均的な閉経年齢が50歳前後であることから、40代はまさにその助走期間にあたります。エストロゲンは気持ちを安定させる神経伝達物質「セロトニン」の産生にも関わっているとされ、その分泌が不安定になると、些細なことへの不安感やイライラが強まりやすいと指摘されています(出典:Kracie MenotechLife「プレ更年期とは?30代~40代に起こる体や心の変化と症状」)。体調が万全でないときにお金の出入りを気にしすぎると、普段なら気にならない出費までもが重く感じられ、「こんなに使っているのに」という焦りが余計に膨らんでしまうことがあります。婚活の出費そのものよりも、それを受け止める心の余白が、ホルモンバランスの影響で少し狭くなっている可能性もあるのです。これはあくまで一般的な傾向であり、感じ方には個人差があります。気分の落ち込みが長く続く場合は、無理に自己判断で抱え込まず、婦人科などの専門機関に相談することも選択肢のひとつです。

「婚活疲れ」が出すサインと放置のリスク

出費疲れのサインは、「お金がもったいない」という気持ちだけではありません。クレジットカードの明細を見るのが憂うつになる、婚活パーティーの案内メールを開く前にため息が出る、「今月はもう使いすぎたから」と本当は気になっていた相手との約束を後回しにしてしまう——こうした小さな変化の積み重ねが、実は出費疲れのサインです。

厄介なのは、この疲れが「婚活そのものへの意欲」と「お金の不安」を分けて考えられなくしてしまうことです。本来なら「この人ともう少し話してみたい」という気持ちで判断すべき場面で、「今月あとどれくらい使えるか」という財布の事情が先に頭をよぎるようになると、出会いへの純粋な期待よりも、コストと成果の帳尻を合わせることに気持ちが向いてしまいます。この状態が続くと、せっかく良い出会いのチャンスが目の前に現れても、「またお金がかかるのか」という警戒心が先に立ち、本来の相性や気持ちを冷静に見極める余裕そのものが失われてしまうことがあります。

疲れたときの対処法

出費疲れを感じたときに大切なのは、「もっと節約しなければ」と自分を追い詰めることではありません。まずは今のお金の使い方から少し距離を置いて、全体を見直す時間を作ることが、心を軽くする一番の近道になります。

一度立ち止まる・休む勇気

今月だけ婚活パーティーへの参加をひとつ見送ってみる、有料プランの更新を1ヶ月だけ止めてみる——そんな小さな「間」を作ってみましょう。出費が気になっているときほど、「もっと数をこなさなければ元が取れない」と焦って活動量を増やしがちですが、それは疲れをさらに深めるだけになりかねません。一度立ち止まって家計と気持ちの両方を整理する期間を持つことは、婚活をやめることとは違います。むしろ、次にどこにお金と時間をかけるべきかを見極めるための、大切な準備期間だと考えてみてください。

自分のペース/体調に合わせた出会い方を選ぶ

出費疲れを感じているときほど、「複数のサービスを掛け持ちすればチャンスが増える」と手を広げたくなるものです。しかし本当に見直すべきは、出会いの数ではなく、自分に合った出会い方の絞り込みかもしれません。アプリと相談所とパーティーを同時に走らせて疲弊しているなら、まずはひとつに集中してみる。体調が優れない週は活動をお休みし、調子の良い週にまとめて動く、というように、自分の心と体のリズムに婚活のペースと予算を合わせていく発想も有効です。「今月はこのサービスだけ」「気分が乗らない月は新しい出費をしない」など、自分なりのルールを持っておくと、焦りからくる無駄な出費を減らしやすくなります。

「疲れたのはやり方のせい」——環境を変えるという気づき

ここで少し視点を変えてみませんか。お金をかけているのに結果が出ないのは、あなたの見る目がないからでも、運が悪いからでもありません。複数のアプリやサービスに少しずつお金を分散させながら、一人ですべてを判断し続けているやり方そのものが、コストばかりかさんで成果につながりにくい状態を生み出している可能性があります。

実際、ある調査では結婚相談所を検討する層の6割以上が「20万円以内に予算を抑えたい」と考えている一方で、実際に成婚した人は平均11人とお見合いを重ね、交際開始から約4ヶ月というスピードで結婚を決断しているというデータもあります(出典:結婚相談所比較ネット「結婚相談所の料金・相場ガイド」、IBJ「2025年 IBJ 成婚白書」)。予算を抑えながらも結果を出している人たちは、闇雲に手を広げているのではなく、絞り込まれた出会いの中で効率よく向き合っているとも言えます。出費ばかりが気になってしまうなら、それは「もっと節約する」のではなく、「お金の使い先そのものを変える」タイミングなのかもしれません。

一人で頑張らなくていい——支えてくれる相手・サポート型相談所

出費疲れを打破するのに一番効果的なのは、実は自分一人で家計簿とにらめっこを続けることよりも、限られた予算をどこに集中させるべきか、プロの視点で一緒に考えてもらうことです。カウンセラーが相性を見極めてお相手を紹介してくれるサポート型の結婚相談所であれば、自己流であちこちに出費を分散させるより、絞り込まれた出会いに集中してお金と時間をかけられるようになります。「なぜこの人を紹介したのか」というプロの視点を聞くだけでも、これまでの出費が本当に必要だったものだったのか、見え方が変わってくるはずです。

「使った分の元を取らなきゃ」というプレッシャーを一人で抱え続けなくても大丈夫です。あなたの婚活歴や予算感を踏まえた上で、無駄のない出会い方を一緒に探してくれる存在がいるだけで、出費への不安に押しつぶされそうだった婚活に、違う景色が見えてくるはずです。まずは今のやり方を続けるかどうかを一人で決め込まず、話だけでも聞いてみることから始めてみませんか。


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